2025年4月26日、慶應義塾大学看護医療学部深堀教授、宮川准教授と、両先生のご紹介で、アメリカのコロンビア大学看護学部のMaxim Topaz先生と、フィンランドのトゥルク大学看護学部及び東フィンランド大学の健康・社会マネジメント学部のLaura-Maria Peltonen先生に「アズハイム神宮の杜」をご見学いただきました。

コロンビア大学のMaxim Topaz先生は、看護と情報技術(IT)を融合させた「看護情報学」の国際的な専門家です。人工知能(AI)やデータ分析を用いて、医療現場でのミスを減らすなど患者の安全や看護の質を高める研究を行っておられます。
Laura-Maria Peltonen先生は、看護情報学や人工知能(AI)の応用に関する研究を行っておられます。
お二人の先生は、看護や病院・医療マネジメントへのAI導入に関する論文などをまとめられており、AI技術が看護現場にどのように導入され、看護師や患者にどのような影響を与えるかを探求されています。
当社からは、企画戦略部部長の中元、介護DXグループ上席チーフの吉村及びシニア事業部部長の長田が出席いたしました。
まず、当社から、EGAO link®の開発過程やその効果、その後のデータに基づく根拠のある介護(科学的介護)の取組みをご紹介し、その後「アズハイム神宮の杜」をご見学いただきました。眠りCONNECT®の使用状況やスマートフォン一台で各種データを管理していることなどに深く興味・関心を示していただきました。その後、Maxim Topaz先生、Laura-Maria Peltonen先生の研究をご紹介いただきました。

先生方からは、当社のデータに基づくケアの取組みに大きく共感していただき、当社のご入居者のデータを「宝の山だ」と評価いただきました。Chat GPTなど生成系AIの技術を活用することで、さらにケアが進化することが期待されるというお言葉をいただきました。


当社としては、お客様の「望む暮らしの実現」に向けて、社外の専門家にもご助言・ご指導いただきながら、個人情報保護にも留意しつつ、科学的介護、介護DXの取組みを進めてまいります。