株式会社アズパートナーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:植村健志)は、医療法人啓仁会(本部:埼玉県所沢市、理事長:矢吹甚吾)と、医療と介護の連携強化を目的とした包括提携を締結しました。本提携では、すでに実施している埼玉県所沢地域での提携を総合的に拡大し「医療と介護のすき間を埋め、誰もが安心してサービスを受けられる環境づくり」の構築を目指します。
【提携のポイント】
① 訪問診療を中心とした複合ニーズへの対応―切れ目のない支援へ―
啓仁会は、平成15年度から訪問診療を開始しており、今後その体制を順次拡大していく計画です。アズパートナーズでは、運営する介護付有料老人ホーム「アズハイム」シリーズにおいて、すでに啓仁会による訪問診療を導入しており、今後は対象施設を段階的に拡大していく予定です。
さらに、啓仁会が有する広範な医療ネットワークを活かし、医療と介護の連携を一層強化。ご利用者の状況を把握し、在宅・病院・介護老人保健施設とアズハイムとの間で連携することで、切れ目のない支援体制を構築し、多様なニーズにお応えしてまいります。
② 介護老人保健施設でのDX化支援とオペレーション変革
アズパートナーズは、令和6年度より全国で介護DXサポート事業を実施しています。啓仁会が運営する介護老人保健施設「いとうの杜」では、すでにアズパートナーズの介護DXサポート事業を導入し、理事長からも「夜間業務を約70%削減。職員の安心につながる取り組み」と評価いただき、今後は啓仁会内の他施設への導入を進めていく予定です。
またロイヤル・ワム・タウングループをはじめ、全国の介護老人保健施設へ介護DXサポートによる生産性向上支援でも連携してまいります。
【その他今後の展望】
以上の連携に加え、以下の取組を検討し医療介護連携の深化を図ってまいります。
啓仁会が進めるユニバーサルツーリズムのアズハイム導入、啓仁会によるアズハイムへの特別なリハビリプログラムの提供、啓仁会とアズハイム間でのご利用者情報共有体制の構築、地域住民向け健康・介護セミナーの開催 など
今後も新たな連携を段階的に進めていくとともに、将来的には行政・教育機関・他事業者・他医療機関との協働も視野に入れ、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現に貢献してまいります。
※ロイヤル・ワム・タウン構想とは「より多くの高齢者の方々が、住みなれた地域やご自宅でご家族と共に健康で安心や生きがいをもって暮らせるように」との考えから、「医療・保健・福祉」の3分野の密接なネットワークを作りを進めることを目指すロイヤル・ワム・タウングループの構想。